ESADE Business School 留学記

MBA留学のみならずラテン文化についてもお届けしたいと思います。

Harvard Global Case competition②

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先日ケースコンペのファイナルラウンドに参加してきました。

 

プレゼンの2日前にボストン入り。その日はチームで軽くボストンを散策してMLB観戦をして終わり。

 

 

翌日にはファイナルラウンドに進んだグループ、オーガナイザー、ゲストなどとの懇親会に参加しました。会場はハーバード大学目の前にある古めのバーです。アルコールを頼むと身分証明書を出せと言われ、スペインのビザとパスポートの写真を見せましたが、米国またはカナダの身分証明書しか受け付けない、写真もダメと言われ、アルコールは飲めず。まだプレゼンの全体練習があまりできてなかったので早々に切り上げました。ファイナルに残ったチームはMBAが3-4チーム、その他のマスター(Master in Financeなど )が3-4チーム、学部生も3-4チームという構成です。ちなみにOxford MBAチームの中にスペインのIESEで行われたPEケースコンペでファイナルリストに残ったF君もいました。昨年11月のRSMケースコンペでは彼のチームが優勝したらしく、彼はファイナンス系ケースコンペの常連になっています。

 

そして本番当日

 

朝ホテルで何回かプレゼンの練習をした後、会場に向かいました。

会場入りし、当日の流れとプレゼンの順番についてアナウンスがありました。我々は9番目です。早く終わらせたかったのですが、まぁプレゼンの練習できるしとポジティブに捉えて5時間くらい適度にリハーサルをしながら待ってました。

 

予定通り進行して2時半頃に呼ばれました。会場には審査官含めて70人前後いました(含む既にプレゼンを終えたチーム)。プレゼン自体は練習通りでき、審査官からの質問も無難に対応したので個人的には満足の出来でした。プレゼンの後は他のチームのプレゼンを見ることができるので残り2チームのプレゼンを見れました(ファイナルに残ったのは10チームですが、プレゼンだけしに来たチームがいたため、11チームが参加)。正直、残りの2チームと比べるとプレゼン資料(他のチームは文字だらけでキーメッセージがわからない)、プレゼンの構成、QA対応などは我々の方がいいと感じました。

 

結果発表はGala(打ち上げ)の最後にされました。Galaの会場はファンシーなホテルの一角で行われ、あーこれがハイソなアメリカ人の学生パーティーかといった感じです。女性はおしゃれなドレスを着こなし、男性陣はタキシードが大宗。学部生時代は新宿や渋谷の安居酒屋で飲み、30代を過ぎた今でもスペインの安いバーや野外で飲んでいる僕が入ったことのないような世界。先月なんて酔ったインド人の友人にゲ〇をかけられてその後ゲ〇まみれの彼を介護しましたが、それと比べると雲泥の差(彼はその後救急車で搬送されていきました)。そんなことを考えながら結果発表を待っていました。

 

さて結果ですが、残念ながらトップ3にも入れず、落胆して即会場を後にしました。特にチームを牽引していた米国人のG君はかなり落ち込んでて、涙ぐんでるようにも見えました。全てのプレゼンを見た人によるとみんな同じような会社を買収先として提案していてこのチームがぶっちぎりで優勝というのはなさそうでした(フィードバックを送ってもらうように依頼していますが、まだ届いてません)。

翌日は家族がボストンに来た米国人G君以外でボストン観光。あいにくの天気でしたが、充実した4日間でした。

 

もうケースコンペはこれで最後にするつもりです。全部で6つケースコンペに参加しましたが、1つは学校の代表として、もう1つはファイナリストとしてプレゼンをすることができました。自分自身の力のなさを実感することが多かった一方で授業で学んだことをアウトプットする場、または既存のチーム(毎ターム6-7人の固定チームでグループワークをします)、クラス、国籍を超えて色々な人と共同作業をする場として有効活用することができたのでどれもチャレンジしてよかったと思っています。

 

早いもので必須の授業は終わり、第3タームはテストとファイナルプロジェクトを残すのみです。夏は中米でボランティアをする予定なので全然勉強できていないスペイン語も勉強しないと。