ESADE Business School 留学記

MBA留学のみならずラテン文化についてもお届けしたいと思います。

入学!

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ついに入学!最初の2週間についてご紹介したいと思います。

 

 

内容

本プログラムは10月に開始のため、9月はプレプログラムという位置づけです。9月の1週目はWelcome week、2週目はLaunch week34週目はFundations weekと呼ばれています。

 

Welcome week (937)

履歴書用の写真撮影、入学式、キャリアサービスやアドミなどから基本事項の案内、1泊2日の合宿などです。合宿ではグループでのアクティビティ、クラブの説明会、飲み会と他の学生と交流を深められるようなイベントが用意されていました。

 

Launch week (91014)

ESADEはグループワーク主体ですが、ケース、講義もバランス良く行うスタイルがウリの一つでそれを1週間で一通り体験できました。

ケースは事前に1020ページ×4ケースの資料を読んでおき、第1タームのグループ(ESADEではターム毎にグループが変わります)で共有した上で授業に臨みます。内容はマネージメント、マーケティングプライベートエクイティー、社会問題の4つでした。ちなみに第1タームのグループは、カナダとパキスタンのハーフ(ファイナンス&コンサル)、エジプト(ファイナンス)、インド(ITエンジニア)、コロンビア(事業開発)、スペイン(機械エンジニア)、ドイツ(ITエンジニア)、私(ファイナンス)です。ESADEでは珍しく1グループに3人もファイナンスバックグランドの人がいます。

ビジネスピッチは3分間のプレゼン、コンサルプロジェクトは15分間のプレゼンをグループで行いました。ビジネスピッチでは虫バーガー、コンサルプロジェクトでは医薬品会社(対象会社は予め決められています)について分析した結果を発表しました。私は財務分析とそのパートのプレゼンを担当しました。

 

感想・気づき

「想定通り語学力不足により色々な活動においての貢献度が低い」

私以外の純ドメ日本人学生(ESADEに関わらず)も感じていますが、TOEFL100前後とかIELTS7.0程度では対複数での日常会話についていけません。ケースでは事前に読んだことをベースに行うので授業やグループ内で発言することもできたのですが、議論が飛躍したり、想定してなかった話になると極端に発言が減ります。。。

 

「協力的な人が多い」

それでも語学力が足りなくても何とかなりそうだなと感じてます。それは協力的な人が多いと感じているからです。さすがコラボティブなESADE。議論についていけない人がいてもフォローしてくれる人がちらほらいると聞きます。情けない話ですが、私もグループに「語学力が不十分で時々何言ってるかわからないし、適切にコメントできないことがあるけど、できることでチームには貢献していきたい。」と素直に言ったところ、何人かはフォローしてもらえるようになりました。それまでは無口な奴と思われていたみたいです。思っていることをしっかり伝えるのは重要ですね。語学力が上がるまでは別の所で貢献していきたいと思います。

 

「ネイティブの役割課題が違う」

ネイティブがマイノリティーかつグループワーク主体のため、ネイティブに求められていることも違います。「もっと非ネイティブにもわかりやすく話すべき、非ネイティブをサポートすべき」というフィードバックを受けている米国人がいると聞き、新鮮でした。

 

「まだまとまりのないグループ」

我がグループはリーダーシップを取ろうとしすぎて他メンバーから白い目で見られているカナダ&パキスタンのハーフ、話し出すと止まらない早口のインド人、語学力不十分の日本人(私)と課題が山積みですが、これがどうやってまとまっていくのか(または崩壊するのか)楽しみです。

 

来週からアカウンティングやファイナンスの授業が始まるのでそこで貢献できるように頑張りたいと思います。

 

今日のMusica

メキシコを代表するロックバンド「Maná(マナ)」の「Oye mi amor」です。直訳すると「ねえ、私の愛する人」という意味です。1987年にメキシコのGuadalajaraで結成されたバンドでいまだ現役です。「Oye mi amor」は10百万枚以上の売り上げを記録したヒットアルバムの「¿Dónde Jugarán los Niños?」に収録されています。メキシコ・ラテンアメリカのみならず、世界中で人気のグループです。

 


Maná - Oye mi amor (video)