ESADE Business School 留学記

MBA留学のみならずラテン文化についてもお届けしたいと思います。

SUD Program in El Salvador③

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エルサルバドル人が一日一回以上食べるププサ

 

エルサルバドルの生活も2週間が経過しました。今回は活動内容について記載したいと思います。

 

プロジェクト内容

私が働いている大学は本業以外にも本屋、カフェ、印刷工場があり、現在は印刷部門で働いています。やることは見積りシステムの作成と聞いていたのですが、いつの間にかオペレーションの改善提案もすることになりました。

到着してみるとなんと既に見積り用のシステムはあって、営業の人がバリバリ使っていました。改めてプロジェクトの趣旨を聞くと見積りシステムについてはかなり昔につくられたものを使っており、誰もどうやって見積り計算が行われているかわからない状況なので、それを分析してそのシステムを使い続けるべきかあるいは新しいものを作るべきか提案してほしいと言われました。

見積りシステムはMicrosoft Acess で作成されており、正直どうやってプログラム内容を見ていいのか不明でしたが、運よく少しプログラム経験のある従業員がいたのでヘルプを頼みました。システムは材料費、労務費、間接費、外注費からなっており、一つずつエクセルに式を落とし込んでいます。材料費は比較的簡単にできたのですが、労務費と間接費はしっかりとした情報が記載されておらず、復元にかなりの時間を要しました。しかしこの作業もあと1日で終わりそうです。来週からはそれぞれの数式の意味を理解して実際のオペレーションと比較しながら修正点を見つけていきたいと思います。

 

日本語コース

エルサルバドル行き先が決まったあとすぐに大学の日本語コースにコンタクトを取り、ボランティアをすることになりました。先週の土曜日に七夕のイベントをやっているということでお邪魔してみると100人くらいの生徒がいました。想像以上に日本に興味を持って日本語を勉強している人がいて感動です。残念ながら日本人の先生は在籍していないのですが、エルサルバドル人の先生たちは日本語を流ちょうに話していました。運悪く授業への参加は7月下旬からになりますが、こちらの活動も頑張りたいと思います。

 

以上