ESADE Business School 留学記

MBA留学のみならずラテン文化についてもお届けしたいと思います。

SUD Program in El Salvador②

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エルサルバドルについて最初の1週間が過ぎたところです。少しずつエルサルバドルの様子についてご紹介していきたいと思います。

El Salvador概要

まず簡単にエルサルバドルについてご紹介したいと思います。エルサルバドルグアテマラホンジュラスに囲まれています。2019年6月にサッカーのキリンカップで日本代表が試合をした国でもあります。

 

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国土:九州の半分ほどの面積です。

人口:6百万人程度(千葉県くらい)

GDP:約270億ドル(千葉県の16%程度)

主産業:繊維、コーヒーなど

主要なスポーツ:サッカー(断トツ№1の人気)、バスケ、バレー等

 

小さな国土の割に人口が多く、地震や自然災害も多い一方で資源もない国ということで中米の日本と呼ぶ人もいます(ネガティブな要因ばっか)。

治安

2016年度データ(2018年更新)では10万人あたりの殺人発生率世界一位(Global note, 2018, https://www.globalnote.jp/post-1697.html)。日本の296倍の確率で殺人が発生しています。だからと言って国中で殺し合いが起きているわけではありません。どこの国もそうですが、治安は地域によります。現地着後の深夜2時にソナロサ地区の24時間オープンしているデニーズへ現地の人と行きましたが、その辺りはバーやクラブがたくさんあり、深夜でも平和そうでした。また近所のショッピングモール(Parada Multiplaza)にもUberで行きましたが、そこも全く問題ありませんでした。一方で深夜に発砲音が聞こえたりもするので引き続き最大限気を付けて行動したいと思います。ちなみにエルサルバドル人によるとSoyaoangoApopaZacamilMeijicanosという地域は特に危険のようです。その他の地域についても基本Uberで移動するのがおすすめです。危ない方々は顔にタトゥーが入っているようなのですぐわかるようです(遭遇したくありませんが)。

ご当地グルメ

フリホーレス、エンパナーダ、タコス、セビーチェなど中南米の料理も多く食べられていますが、エルサルバドルならではの料理はププサです。とうもろこし粉の生地内にチーズやフリホーレスなどが入っています(メキシコのトルティージャを厚くして具を入れたイメージ)。同じ大学の寮に滞在しているスペイン人とコロンビア人に言わせると油ばっかで健康によくないとのことですが、こちらの人は毎日食べているそうです。私も職場の人にごちそうになりましたが、確かに毎日はきついです。でもタコスのおやき版みたいで美味しかったです。あとは現地の食べ物としてバタースープなどあるようですが、ここだけしか食べれないものはあまりないようです。私の滞在している寮には家政婦がいて毎日料理をしてくれます。肉、魚、果物とどれもおいしいです。

就業時間

労働法で労働時間は週44時間(夜勤の場合は39時間)と決められています(それ以上働くと残業扱い)。私の勤務形態は平日8時間プラス土曜日に4時間です。ですので土曜日も半日働きました。土曜日もあると言えど44時間しか働いていないので日本や他の国で働いていた時よりも随分短いです。しかし、しばらく働いてなかったので8時からはちょっときついです。ちなみに職場だけでなく全体的にエルサルバドルの朝は早く、学校も7時はじまるので6時半くらいには大学にたくさん生徒がいます。

 

具体的にどんな仕事をしてるかについてはまた別途の機会にしたいと思います。