ESADE Business School 留学記

MBA留学のみならずラテン文化についてもお届けしたいと思います。

Social Entrepreneurship and Impact Investing

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こんばんは。

あっという間に今年最後の授業が終わり、これからケースコンペで苦楽を共にしたドイツ人を訪問するためハンブルグに飛びます。

今日は学びの多かったSocial Entrepreneurship and Impact Investingについてご案内したいと思います。

ソーシャルビジネス関連の授業@ESADE

あまり知られていないかも知れませんが、ESADEにはソーシャルビジネスやインパクト投資系の授業やプログラムがいくつもあります。既にご紹介したSUD program、Electiveには現在私が履修している”Social Entrepreneurship and Impact Investing”や"Challenge Based Innovation"の他に"Sustinable management and the SDGs"(Term4)や"Impact Investor in training"(Term5)と言った授業もあります。

 

Social Entrepreneurship and Impact Investingの概要

教授のLisaはEuropean CommissionやEuropean Venture Philanthropyでの経験やネットワークを活かして、ソーシャルビジネス側とインパクト投資家側の両面について講義してくれます。またソーシャルビジネスをやっている会社訪問やゲストスピーカーインパクト投資家からもほぼ毎週呼んでくれました。

 

また授業外でもソーシャルビジネスやインパクト投資系のイベントに希望する生徒を招待するなど、生徒のネットワーキング活動も支援してくれました。

 

講義の主な内容は以下の通りです。

ソーシャルアントレプレナー、ソーシャルビジネスの定義

・ソーシャルビジネスのスケールアップ : 顧客が社会的弱者やマイノリティー等の理由により、一般的に規模の拡大が難しい

・ソーシャルインパクトの体系的な目標設定と管理方法

・Impact investingとVenture Philanthropyの違いや活動内容

・ファンドの立ち上げ方法(どういうことを決めておく必要があるか)

デューデリジェンス

 

最後の授業はこれまで学んだことをもとに各チームが架空ファンドのメンバーという設定でファンドの投資目的や投資ストラクチャーなどをゲストへプレゼンし、QAを行いました。

 

感想

個人的には、全く知識も経験もなかった分野だったので毎回何かしらの発見がありました。帰国後は家業を継がなければいけないので、当該分野で働くことは出来ませんが、可能であればボランティアという形で日本のソーシャルビジネス及インパクト投資に貢献できればと考えています。

 

以上