ESADE Business School 留学記

MBA留学のみならずラテン文化についてもお届けしたいと思います。

スペイン語留学@メキシコ2

 

久しぶりの更新です。

メキシコでの生活も残り数日となりました。 今日はまったりと語学学校の感想を書きたいと思います。

 

 

語学学校

UNAM(メキシコの東大)に属する外国人向けスペイン語学校(Cepe)にて勉強しました。

レベルはInicioからレベル8まで9段階あり、私は最初のレベルチェックテストで真ん中のレベル4(知識ほぼゼロから半年くらい留学して到達できるレベル)に振り分けられました。テストは文法・ライティング・スピーキングの3つです。

 

レベル4では、点過去・線過去の復習から始まり、接続法現在・命令形・直接間接目的語などを学習しました。かなりあやふやになっていた部分だったため、レベル4で丁度よかったです。クラスも7人とちょうどいい人数だったと思います(隣のクラスは15人くらいいました)。国籍もアジア・欧米・カリブとバランスが良かったです。

授業は平日9時から12時までの3時間ですが、宿題が多く、毎日3時間は宿題と復習に費やしていました。どうやら宿題の量は先生次第のようです。

テキストはスペイン語を勉強しながらメキシコについても学べる内容となっており、非常に良い教材だと思います。例:メキシコへの移民・マヤ文明・ローカルマーケットなど。個人的に先生からレベル5の教科書を購入したので帰国したらそれで勉強したいと思います。

6週間のコースが終わると最後にテストがあります。テストはリスニング・文法・長文読解・ライティング・スピーキングと総合的にスペイン語力を判定されます。ちなみにスピーキングのお題が出会い系アプリだったので色んな意味でちょっと話にくかったです。。。このテスト結果と先生の評価の合計で次のレベルに行けるかが決まります。結果はテスト最終日の翌日にわかる予定です。この2ヵ月の集大成として合格したいですね。

 

語学とは別に午後の活動として無料でダンス(サルサメレンゲ等)・歌・文法・歴史などから2コース受講できるので、私はサルサと歴史を選択しました。諸事情で歴史の授業は一回も行きませんでしたが、サルサは発表会までやり切りました。まだまだ初心者ですが、ちょっと踊れるようになるだけでも楽しいですね。

 

そういえばクラスメイトの一人が転んで足を骨折しているのに捻挫と診断(病院に2つ行きかつレントゲンも撮ってます)されてしばらく適切な治療を受けられてなかったなんてことがありました。。。最後にようやく靴を履けるようになっていましたが、最初から最後まで松葉杖を使っててかわいそうでした。セカンド・サードオピニオンの重要性(メキシコでは特に)を再認識させられました。

 

おまけ:公共交通機関

当初はUberを使ってましたが、段々お金に余裕がなくなってきたので後半は駐在員時代に使わなかった地下鉄とローカルバスを多用しました。

地下鉄は一律5ペソ(約30円)、ローカルバスは一律6ペソ(深夜は7ペソ)と激安です。

地下鉄は日本と同じくらい通勤帰宅時に混みます。日本の場合は、駅に着くとドア付近の人が一旦降りますが、メキシコ人はドア付近の人含めて降りる人のために全く動こうとしたいため、電車から降りるのも一苦労です(しかもメキシコ人の体幹はかなり強い!)。そんな中、アイスを食べてるいる強者もいるため、ぶつからないように注意が必要です。また電車の運転士はサングラス(これはまだわかる)していたり、恋人を操縦室に入れていちゃいちゃしながら運転(これはだめ)していたりと注目する価値がありです。

私の住んでいるエリアまでであれば深夜12時近くでも身の危険を感じることはありませんでしたが、場所によってはメトロの駅周辺は犯罪多発地帯なので要注意です。

 

 

色々と不便なことはありますが、何だかんだメキシコのことは好きです。錯覚かもしれませんが、東京よりも住みやすいです。また戻ってきたいと思います。

 

今日のMusica

サルサの発表会で使った曲をご紹介します。サルサ歌手の女王であるCelia Cruzの「La vida es un carnaval/人生はカーニバル!」です。Celia Cruzは残念ながら既に亡くなっていますが、半世紀以上に亘るキャリアの中で数々の名曲をこの世に送り出してきました。La vida es un carnaval1998年の曲ですが、今聞いても全く時代を感じさせない曲です。

 


La Vida Es Un Carnaval - Celia Cruz